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屋根裏にテレビアンテナとブースターを設置し最安でテレビを見る

自宅でテレビ番組を見るためには以下の4つの方法があります。

  1. テレビアンテナを設置する
  2. ケーブルテレビを契約する
  3. 光回線のTV視聴オプションを利用する
  4. TVerなどの動画配信サービスを利用する

多くの場合、1または2を選択すると思いますが、ケーブルテレビは料金が高いので、テレビアンテナを設置することにしました。

屋根裏にテレビアンテナを設置する

テレビアンテナは基本的に屋外に設置するので、台風など天候の影響を受けやすいデメリットがあります。

うちの古民家の構造上、屋根裏に広い空間があり、メンテナンス性が高い場所に設置可能だったので、今回はこのような対応を取りました。

準備したもの

テレビアンテナ

Amazonでこちらの商品を購入しました(型番:UA20)
※ちなみに真ん中のパイプは付属してなかったので、ホームセンターでステンレスパイプを買いました。

お住まいの地域の地形や環境、電波塔の有無などによって、地デジの電波レベル(電界)が異なります。https://tv-area.jp/ このサイトを見ると、自宅周辺が大体どのぐらいの電波レベルなのかが想像できるかと思います。

そして、テレビアンテナには素子数というものがあり

  • 素子数が大きいほど弱い電波レベル向け
  • 素子数が大きいほどアンテナ本体は大型になりがち

になります。

うちの地域は弱電界のようだったので、とりあえず「中・弱電界用」と書いてあった20素子のものを購入しました。

また、アンテナの形状もいろいろな種類がありますが、より弱電界向けで安価な「八木式アンテナ」を選びました。

アンテナの支持金具

Amazonでこちらの商品を購入しました(型番:MW20Z)
梁や柱にビス留めするタイプです。

ブースター

Amazonでこちらの商品を購入しました(型番:U38A)

ブースターとは、弱い電波を増幅させる機械で、弱〜中電界地域では必須かもしれません。
※結果的に我が家ではブースターは必須でした。

コンセント

ブースター用のコンセントが必要です。

同軸ケーブル

Amazonでこちらの商品を購入しました。

今回は30m購入し、適宜カットして、同軸ケーブルを自作していきます。
自作する場合は、下の写真ような端子も必要になりますが、購入したテレビアンテナに付属していました。
同軸ケーブルの自作方法はYouTubeで調べればたくさん出てきます。

アンテナ〜ブースター間、ブースター内部、ブースター〜テレビコンセント間、を繋ぐケーブル合計3本必要です。

簡易チェッカー

受信強度を簡易的にチェックできる機械です。
数値は出ませんが、5段階のランプが点灯するタイプのものです。

本来であれば、アンテナを仮設置してから、ある程度の受信強度をチェックした方が良いとは思いますが、今回は使用せずそのまま突っ走りました。

手順

施工方法に関しては、テレビアンテナの説明書を見れば十分で、同軸ケーブルの自作方法も書いてありました。

ざっくりとした手順は

  1. ブースター用のコンセントを準備する(第二種電気工事士の資格が必要)
  2. アンテナの組み立て
  3. 支持金具を梁に固定
  4. アンテナと支持金具を接続
  5. アンテナとブースターのケーブル接続
  6. ブースターとテレビコンセントのケーブル接続
  7. 実際にテレビに繋げてみる
  8. テレビの設定画面から受信強度のテストを行う
  9. アンテナの向きや、ブースターの設定を調整する
  10. 受信強度が推奨値を超えたらOK

のような感じになります。

今回はメンテナンスのことも考えて、ブースターとコンセントをまとめるボックスを、合板でサクッと作成してみました。

受信強度のテスト

最初のテストでは、受信強度が推奨値を超えず、ノイズだらけの上、1個のチャンネルしか映らずショックを受けましたが…

ご近所さん家のアンテナの向きをチラ見したり、ブースターの設定をいじったりして、最大強度を模索し、なんとか推奨値を超えました。
すべてのチャンネルが映り、ノイズもありません。

まとめ

ということで屋根裏にテレビアンテナを設置してみた、でした。

ケーブルテレビよりも見られるチャンネル数は少ないですが、普段は主にNetflixやAmazon Prime Videoユーザーなので、今のところ満足しています。